目の前のコトを大切に生きる

目の前のコトを大切に生きる

はっぴーはっぴーはっぴーらいふ

初めて、本当に初めてちゃんと数字と向き合うことを決めた

いままで、数字と向き合う事から逃げていました

 

たくさん言い訳をつけて。

 

 

  • 売り上げという言葉が嫌い
  • 目の前の人が幸せだったらそれでいい
  • 頭が悪いから数字がわからない(数字は読めるけどその奥を理解ができない)
  • お金が欲しくてやってるわけじゃない
  • お客様を数字やお金だと思いたくない
  • 客単価っていう言葉が嫌い

 

こんな理由を自分に言い聞かせて、

数字というものを理解しようとしていませんでした

 

今でも売り上げやお金などの数字の事は苦手分野ではありますが、

ついに、向き合おうと決意する瞬間が来てしまいました。

 

 

今月、4/1から私は店舗を異動し

今までの場所から3駅行ったところで働き始めました。

 

異動に関しては前向きでも後ろ向きでも

有りませんでしたがどちらにしても来やすい方やちょっと足が遠のいてしまう方

色んな方がいる事が分かっていたので少し不安もありました。

 

不安要素は他にもあって、

それは、同期が1人同じ店舗になるからです

入社当時、新人が4人いて、私とその同期は同じ配属で、

今の店舗でアシスタントをしていました。

そこから2年経ち、私は別の店舗へ行く事になりました。

(私の方が家からその店舗が近かったことと、異動になったら辞めると同期が話していたので私が移動する事になったんだと思う)

そして異動先で2年働き私も同期も

スタイリストデビュー(自分の担当するお客様の髪の毛を切れる人になること)をすることができました。

 

そして今年、今働いている店舗のスタイリストが

独立する事になりスタイリストの人数が減ることと、私が働いていた店舗よりもそっちの店舗の方が

集客率が高く、ご新規でいらっしゃる方がたくさんいて、しかも元いたスタイリストのお客様で埋まっていた部分がだいぶ空いた事によって

より一層集客が見込めるとの事で

異動する事になりました。

 

 

正直なところ、私は臆病もので考えすぎで、頭がいいわけじゃないのにあれこれ仮説を立てて

悪い方に考えてしまう性格なので凄く不安でした。

 

社長は、新規のお客様をたくさん出来るよ!

前いたスタッフのお客様だってさせてもらえるし

今はあまり新規の方も出来ないし、集客もあまり出来ないから、異動したらもっともっと数字が伸びて、お給料も増えて楽しくなるよ!!

と、たくさん言葉をかけてくれましたが、

どう考えたって前いたスタッフのお客様は、そこでずっとアシスタントをして携わってくれたり顔を見たことあるスタッフを選んで予約するだろうし、そこの部分では厳しいんじゃないか。

第一、その時点の私は楽しくなかったのかと言われるとそうではなくて

楽しく美容師という仕事をまっとうしていると思っていたのでなんだかモヤモヤしちゃって社長からの言葉を斜に構えた悪い見方をしてしまっていました。

 

社長は私の数字と同期の数字、当たり前ですが両方見ています。全く同じ日にデビューをした2人なので、そこに差が出来てきている事に

私が嫌気がさしていると思っていたんだと思います。

実際は同期の数字を見たこともないし聞いたこともなかったのでそんな風に思っていたわけではなく、たしかにこの職場を辞めてほかのことしてみたいという気持ちはあったのでその不安定な思いが伝わって違う風に捉えられていたんだとおまいます。

 

そして、異動から20日経ったある日、

毎日の総売上、指名売上、店販売上、客単価、カット、カラー、パーマ、トリートメント、スパなどの比率が計算された日計表というものが

あるのですがなんとなく久々に開いてみると、

異動初月だからというのもあるかもしれませんがガクンと下がっていました。

たしかにショックだったのですが、

それを見ても、過去の自分比だけしかない私は"今月のお給料で、福岡にライブ遠征して、大阪に帰って結婚式いったら結構、いや、確実にキツイなぁ"くらいにしか思っていませんでした。

 

それから1日経って昨日、なぜか私は今の店舗の代表から

あるグラフを作って欲しいと頼まれました。

それは、店舗における一人一人の生産性を上げていきたいから

めちゃめちゃ簡単に計算した生産性を出して去年の分をグラフにして、

今月からその上に今の生産性を重ねていきたい

との事でした。

 

数字として生産性を出せるのはスタイリストだけです。

もちろんアシスタントがいてこそあげられる数字なので

アシスタントの売り上げにおける生産性がゼロというわけではありませんが、

このグラフに使う計算ではスタイリストの数字だけで成り立っています。

去年はアシスタントが2人にスタイリストが3人

そして、同期以外の2人は15年以上のキャリアのあるスタイリストです

グラフを作りながら私はお腹が痛くなりました。

(やっぱりトップ2人の売り上げがめちゃくちゃ高い)

グラフは1人ずつの総売上を足して、スタッフの人数で割ります。

 

×を切るとやばい

△になるとなんとかやっていける

▽だとそこそこやっていけそう

○はみんなが生き生きと生きていける

◎は盛り上がっていて好ましい

☆を越すとイキイキというよりも疲れが出てしまって逆に良くないという位置みたいなのがあって

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去年の生産性はずっと○〜◎の位置でした。

そして、今年に入って3月はスタイリストが1人減り

生産性は△になりました。

でもスタイリストの一人一人の売り上げが減ったわけではありません。

むしろ同期の売り上げは格段に上がっていました。

ただやはり辞めたスタイリストがとても売り上げが良かった事もあり、その穴が大きかったのです。

そして4月、そこから私が加わり、アシスタントも1人増えました。

生産性は▽です。

3月よりも上がりましたがそれでも低いです。

 

 

そして、この生産性を計算するために

私は初めて同期の売り上げを見ました。

 

最初の頃はお互い同じくらいの売り上げでしたが

先のスタイリストが辞める少し前から

ちょっとずつ上がり、そのスタイリストが辞めてからは

凄く売り上げを伸ばしていました。

 

今月の売り上げは私の倍の数字でした。

"あー、それだけの方を幸せにしたという事なんだよなあ。凄いなあ。"

と単純に凄いなあという感想でした。

でもそこでやっと私は気がつきました。

 

売り上げや客単価、数字なんかに縛られたくない!そんなの関係ない!

目の前の人を幸せにできればそれでいい!

 

なんて事は甘っちょろい。

 

もちろん、目の前の人を幸せにしたいという

気持ちに変わりはありませんし、

これからもそれをモットーにやっていきたいと思っています。

 

でも、目の前の人を幸せにした分、それが数字になる。

結局、たくさんの人を幸せにした分

それが売り上げになって生産性になって

モチベーションにもなってまた目の前の人を幸せにするんです。

 

私は出遅れました。

いつも出遅れて気遅れて、色んなことを考えてしまっています。

(本当に良くないところです。)

 

でも、今回この壁にぶち当たってようやく

スタートラインに立てたと思います。

 

言い訳ばっかりしてないで

助走をつけて飛び出していきたいと思います。

 

場所なんて関係ない、

私がやる事は決まっています。

目の前にお客様がいて、その方を幸せにする、以上!

(どっかの悪魔のようなお医者さんのセリフみたい)

でも本当にそう思っています!

 

ただ、場所はとても大事です。

同じことをするにも場所によって全く違った結果になることもあります。

 

 

店舗異動は私にとって好転のはずです。

同期よりも一周分くらい出遅れてしまっていますが、ハンデみたいなものです。

もともと陸上部の中長距離の選手!

すぐに追いつくし、最後のラストスパートのダッシュは得意なはず!

年末は笑って終われるようにいたいとおもうので

 

どうか皆様見守って下さい。

私、頑張ります!!!!!

 

 

もしも、美容室に困っている方がいれば

ぜひ、私にさせてください!

そして、そんな方が周りにいるのであればぜひ、ご紹介してください!

 

よろしくお願い致します!